エジプト人のガブリエル・アギョンが、移住先のパリで立ち上げた「クロエ」。富豪の娘として生まれ、独学でデザインを学んで会社を興し、当時は完全にオートクチュールの時代でしたが、大量生産に着目して、プレタポルテのパイオニアとなったブランドです。ガブリエル時代から、現在のガブリエラ・ハーストのディレクションまで、一貫して魅力的なレディス・コレクションを展開しております。こちらは、そんなクロエのフレグランス・ラインから、2018年に発売されたレディス香水です。海外で大ヒットした一品で、日本でもそこそこヒットしたほうだと思います。2020年の「ノマド・アブソリュ・ド・パルファム」や、2020年の「ノマド・ナチュレル・オー・ド・パルファム」と名前が似ておりますので、おまちがいありませんように。ネーミングの「ノマド」は、「放浪者」というような意味のフランス語で、転じて自由人や自由などのシンボル的な単語として、日本でもおなじみです。香りは、モダンなフルーティー・シプレーの香調がベース。かなりピーキーでコンテンポラリーなアイテムにしあげられております。ミラベル、ベルガモット、レモン、オレンジ、ピーチなどが、メロウなフルーティー・スウィートを香り立たせるトップから、フリージア、ジャスミン、ローズなどが、さらっとしたフローラル・ノートを広げるミドルへ。ラストはオークモス、アンバーウッド、パチョリ、ホワイト・ムスク、サンダルウッドなどが、コクのあるウッディー・ハーバル・スウィートを香らせて、スピリチュアルなセダクションをアピールしてくれそうです。調香は、ジャン・ポール・ゴルチエの「ラ・ベル」や、ミュグレーの「エンジェル・ノヴァ」、パルファム・ドゥ・マルリーの「デリナ」などでも知られるクエンティン・ビスク。プロデュースはアメリカの香水プロダクションの「COTY」です。トップ、ミドル、ラストのハイ・コントラストのテイストは、クロエのフォークロワのデザインなどをほうふつとさせるかもしれません。ボトルやボックスは洗練されたデザイン。バッグのイメージしたボトルは、インテリアとしてもオシャレです。直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。可燃性製品は火気には十分ご注意ください。傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。目に入ったときは、直ちに洗い流してください。香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。乳幼児の手の届かないところに保管してください。極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。※原産国が複数ある商品につきましては、入荷の時期により原産国が異なりますので、予めご了承ください。※当社にて取扱いしております香水、コスメ、ヘアケア商品、ブランド品などの商品は、一部国内メーカー物を除き全て並行輸入品となっております。※リニューアルや商品生産国での仕様違い等で、外観が実物と掲載写真と異なる場合がございます。また、入荷時期により外観が異なる商品が混在している場合がございますが、ご注文時に外観をご指定いただく事はできかねます。当社では上記の点をご理解いただいた上でのご注文という形で対応させていただきます。