2025年で創業90年になる、フランスのビューティー・ブランド「ランコム」。フランソワ・コティの顧問だった名家のドルナノ伯爵と、コティに師事していた調香師のアルマン・プティジャンが、コティの死後に立ち上げたもので、ドルナノの名前とプティジャンの香水、そしてスキンケア・アイテムなどでたちまちステータスを獲得しました。初代イザベラ・ロッセリーニから、最近ではユーチューバーまで、ランコム・アンバサダーの歴史もいろいろです。こちらは、そんなランコムのフレグランス・ラインから、2022年に発売されたレディス香水です。オリジナルは、2019年に発売されてヒットしたレディス香水の「イドル」で、今回はそのシリーズ物のなかの一品となっております。オリジナル発売から3、4年ほどで10アイテム近くのシリーズ物が量産されていて、今後もどんどん増えていく気配です。名前が似たようなものがいくつかあるので、ご注意くださいませ。「イドル」は「偶像」という意味のフランス語で、英語の「アイドル」です。香りはフローラル・バニリックの香調がベース。スウィートなテイストにしあげられております。グラース・ローズやターキッシュ・ローズなどが、凛としたロージー・フローラルを香り立たせるトップから、キャラメル・アコードやポップコーンなどが、明るいバニラ・スウィートを浮かび上がらせるミドルへ。ラストはバニラなどが、これもグルマンなバリック・スウィートを香らせて、ラブリーなセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。プロデュースは、アトリエ・コロンやアザロ、キャシャレルなどの香水ラインもかかえている、ランコムの親会社の「ロレアル」です。ローズ＆ウォータリー・バニラなテイストで、プライヴェートなシーンであればオールシーズンで活用できそうです。オー・ド・パルファン(EDP)でそこそこロングラスティングなところもグッドです。ネクターつながりで、イッセイ・ミヤケの「ネクター・ドゥ・イッセイ・プルミエ・フルール」などと香りをくらべてみるのも一興でしょう。ボトルはとても薄いデザイン。大胆なフォルムですが、オリジナルよりはすこし立てやすい仕様です。直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。可燃性製品は火気には十分ご注意ください。傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。目に入ったときは、直ちに洗い流してください。香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。乳幼児の手の届かないところに保管してください。極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。※原産国が複数ある商品につきましては、入荷の時期により原産国が異なりますので、予めご了承ください。※当社にて取扱いしております香水、コスメ、ヘアケア商品、ブランド品などの商品は、一部国内メーカー物を除き全て並行輸入品となっております。※リニューアルや商品生産国での仕様違い等で、外観が実物と掲載写真と異なる場合がございます。また、入荷時期により外観が異なる商品が混在している場合がございますが、ご注文時に外観をご指定いただく事はできかねます。当社では上記の点をご理解いただいた上でのご注文という形で対応させていただきます。