豪華版は金属砲身とエッチングパーツのボーナスパーツが付きます。巡洋戦艦インヴィンシブルは、イギリス第一海軍本部長フィッシャーの提唱する「高速力は最大の防御」をコンセプトに計画されました。本艦は戦艦並みの攻撃力と巡洋艦並みの行動能力を併せ持つ艦として建造された最初の巡洋戦艦です。船体形状は長船首楼型の船体で、艦首から新設計の「Mark X 30.5cm(45口径)砲」を連装で艦首甲板に1基配置、舷側には左右に2番砲、3番砲はずらして配置、後部甲板上に1基配置の計4基8門装備されました。舷側左右に配置された2番主砲、3番主砲がずらして配置されていることにより、左右方向へ全主砲斉射が可能となっています。巡洋戦艦のコンセプトである速力を重要視した為に、防御能力は同格の巡洋艦戦闘に不利となっている点が後のユトランド沖海戦に表れています。インヴィンシブルは第一次世界大戦中のユトランド沖海戦に第3巡洋戦艦戦隊の戦隊旗艦として参加。ユトランド沖海戦の中でドイツ海軍「デアフリンガー」、「リュッツオウ」と交戦し30.5cm砲弾を右舷側主砲塔に命中弾を受け貫通、弾薬庫誘爆により轟沈という最期でした。