フランスのジュエラーで、1858年に誕生した「ブシュロン」。フレデリック・ブシュロンが28歳で立ち上げたもので、当時定期的に開催されていた万博で金賞を何度か受賞して、王侯貴族に知られるようになりました。動物をモチーフにしたアール・ヌーヴォー的なデザインでも、シンプルなアール・デコ的なデザインでも、時代を超えて支持されるコレクションを発表しております。こちらは、そんなブシュロンのフレグランス・ラインから、2020年に発売されたレディス香水です。ブシュロンのよく知られたジュエリー・コレクションの名前を取ったもので、比較的マイナーな香水ですが、今後シリーズ化されるのだと思います。日本では流通が細いほうなので、お求めはお早めに。「セルパン」は英語の「サーペント」で「蛇」、「ボエム」はこの場合「さまよう」というようなテイストです。昔からある、蛇をモチーフにしたブシュロンのジュエリー・コレクションで、年々蛇っぽくなくなっているのがご愛敬です。香りは、シトラス・フローラル・ムスキーのフェミニンな香調がベース。こちらも蛇の感じはまったくない一品にしあげられております。マンダリン・オレンジやブラックカラントなどが、スタイリッシュなシトラス・フルーティーを香り立たせるトップから、ターキッシュ・ローズ、サンバック・ジャスミン、デザートローズなどが、ソフィスティケートされたフローラル・ノートを浮かび上がらせるミドルへ。ラストはホワイト・ムスク、パチョリ、ラブダナム、サンダルウッドなどが、ウォームなムスキー・ウッディー・スウィートを香らせて、いやみのないセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。調香は、クロエの「ラブストーリー」や、コーチの「コーチ・ザ・フレグランス」、アルマーニの「アクア・ディ・ジョイア」なども手がけている、マスター・パフューマーのアン・フリッポです。ごく一般的なフローラル・ムスキーで、一応コンセプトにちなんでデザート(砂漠)的な香料を加えている模様です。あたりさわりがないので使い勝手はいいと思います。ボトルはクラッシーなデザイン。いわれれば蛇柄に見える加工がしてあります。直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。可燃性製品は火気には十分ご注意ください。傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。目に入ったときは、直ちに洗い流してください。香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。乳幼児の手の届かないところに保管してください。極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。※原産国が複数ある商品につきましては、入荷の時期により原産国が異なりますので、予めご了承ください。※当社にて取扱いしております香水、コスメ、ヘアケア商品、ブランド品などの商品は、一部国内メーカー物を除き全て並行輸入品となっております。※リニューアルや商品生産国での仕様違い等で、外観が実物と掲載写真と異なる場合がございます。また、入荷時期により外観が異なる商品が混在している場合がございますが、ご注文時に外観をご指定いただく事はできかねます。当社では上記の点をご理解いただいた上でのご注文という形で対応させていただきます。