1795年に誕生した、イタリアの香水ブランド「ランセ」。フランソワ・ランセが南フランスのグラースに立ち上げたもので、ナポレオン一世やその家族に香水を献上するなど、いろいろと歴史のあるブランドです。1902年に、いまの本店があるイタリアのミラノに移転して、現在もイタリア拠点のブランドです。クローズしていたものを、2000年代に復活させたものです。こちらは、そんなランセのフレグランス・ラインから、2000年代に発売されたユニセックス香水です。「リュ・ランセ」というシリーズ物のうちの一品で、「オー・ドューク・ド・ベリー」や「オー・ロワイヤル」など、10アイテム近くがラインナップされております。どれも日本では非常に入手困難ですので、お求めはお早めに。「エンパイア」は「帝国」という意味で、ナポレオン等にゆかりのあるブランドらしい、わかりやすいネーミングです。香りは、シトラス・グリーン・ムスキーの爽快な香調がベース。さっそうとしたテイストにしあげられております。グレープフルーツ、ベルガモット、グリーン・ティー、レモン、ガルバナムなどが、エナジャイジングなシトラス・ハーバルを香り立たせるトップから、マグノリア、ナツメグ、ゼラニウム、リリー・オブ・ザ・ヴァレイ(スズラン)などが、クールなフローラル・スパイシーを浮かび上がらせるミドルへ。ラストはホワイト・ムスクやサンダルウッドなどが、ほがらかなスウィート・ノートを香らせて、エレガントなセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。調香は、ランセ家の血族調香師で、このブランドの「ルージュ」や「ランセ・ドンナ」なども手がけているジャンヌ・サンドラ・ランセです。一般的に「帝国」なるコンセプトだと、オリエンタル・スパイシーな香りをイメージできそうですが、この香水はシトラス・ハーバルの意表を突いたトーンで、その意味では、内外で戦いに明け暮れたナポレオン1世や、太陽王と呼ばれたルイ14世などをイメージできるかもしれません。春夏のシーズンにマッチするでしょう。ボトルやボックスもノーブル感のあるデザイン。堂々としたプレゼンスを放っております。直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。可燃性製品は火気には十分ご注意ください。傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。目に入ったときは、直ちに洗い流してください。香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。乳幼児の手の届かないところに保管してください。極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。※原産国が複数ある商品につきましては、入荷の時期により原産国が異なりますので、予めご了承ください。※当社にて取扱いしております香水、コスメ、ヘアケア商品、ブランド品などの商品は、一部国内メーカー物を除き全て並行輸入品となっております。※リニューアルや商品生産国での仕様違い等で、外観が実物と掲載写真と異なる場合がございます。また、入荷時期により外観が異なる商品が混在している場合がございますが、ご注文時に外観をご指定いただく事はできかねます。当社では上記の点をご理解いただいた上でのご注文という形で対応させていただきます。