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あの『世界最高値』が付く、ロマネ・コンティ社の醸造長就任の誘いを断り、自らのドメーヌを立ち上げた後も、たとえ小さくとも、たとえ無名でも、良質な畑、良質な生産者への協力を惜しまないフィリップ・パカレ氏。時に不可解と言われるビオディナミの理論を、理路整然と語り、その裏打ちされた信念のもとに生み出されるワイン、そしてパカレ氏自らが、同じ生産者達からも、大いに尊敬される存在です。初リリースの2001年、そして昨年リリースした、2003ボジョレー・プリムールと、彼のワインは常に注目を浴びています。華やかな話題が先行していますが、ここまで彼のワインが人を惹き付けるのは、本人が語るように、彼のワインは、『頭ではなく、心に訴えかける』ものがあるからではないでしょうか。愛娘に『何故ワインを飲むの?』と、聞かれた際、『ワインはエネルギー飲料だからさ。』と答える、と真顔で語っていらっしゃいましたが(笑)、それも納得してしまうほど、彼は常に冷静で、どんな物にも動じない雰囲気を持っています。生産者が最も神経を尖らせる収穫前でさえ、彼ほど常に落ちつき、冷静な態度で臨む人は珍しいそうです。自らの造るワインのエネルギーのお陰なんでしょうか。そんな顔を持つ一方、来日の際に飛行機に乗る事を嫌がり、離陸時には『自分の根っこが、大地から引き離されているようだ。』と怯えたという、まさに自然を尊重する栽培者としてのエピソードも(笑)そんな、今、そしてこれからも常に注目を浴びるであろう、フィリップ・パカレ氏のワインが到着ですっ!輸入元さんに入荷すると、アッと言う間に注文が殺到っ!どうぞ、お見逃しなくー!! | |
【フィリップパカレ氏からのメッセージ】<2006年物について>一般的には、2006年はテロワール由来のミネラルが顕著に感じられる、平均的な作柄の年と言われています。8月はあまり天候に恵まれずに涼しかったのですが、9月になってからの好天気によってブドウの成熟がすすみ、良好な収穫となりました。収穫は9月26日に行いました。2007年のボジョレーヌーヴォーにおいても同様でしたが、夏の涼しさ自体は、そこまで悲観的に考える必要はありません。じっくりとブドウの成熟を待つことが出来れば、上質で品のある酸とエレガントなミネラルを得ることができます。2005年のような天候に恵まれた年は、誰しもが余計な事さえしなければ質の良いワインを造れる年でしたが、個人的には2006年のようにヴィニュロン(ブドウ生産者)としての仕事ぶりが如実に味わいに表れる年に愛着と自信を感じます。結果的には、2006年は非常に良好なワインに仕上がったと思います。香りには各テロワールの特徴がしっかりと表現され、畑ごとの特徴をしっかりと感じられます。成熟したブドウが収穫できたのでアルコール度はやや高め、酸とのバランスも良好です。赤ワインに関しては香り高くミネラル豊富、繊細でエレガントな味わいのワインです。白ワインに関してはとてもリッチで、アルコールもしっかりしており、香り高いワインとなりました。『暖み』を感じるムルソー、モンテリークロゴーテイ、サントーバン・アン・レミィといったテロワールは、力強くリッチな味わいです。また『冷たさ』を感じるピュリニーモンラッシェ、サントーバン・ミュルジェ、ダン・ド・シアン、シャブリ・プルミエクリュ、コルトン・シャルルマーニュといったテロワールは、リッチかつミネラル豊富です。<日本のお客様にメッセージ>最後になりましたが、2006年のワインを皆さんの傍らにおいて頂き、グラスを片手にテロワールの織りなす華やかなアロマと豊かなミネラルを楽しんで頂ければと思います。ワインは頭で考えて飲むのではなく、心で感じて飲んで頂くことが何よりも大切なことだと思います。是非、皆さま2006年のワインを楽しんで下さい。【ご理解下さい。】フィリップ・パカレ氏は自然な造りを信条としています。その為、通常酸化防止剤として使用されるSO2の使用を避ける為、瓶の中に二酸化炭素を注入、液面をかなり高くする等して、酸化防止をしています。その為、気圧の変化による液漏れが輸送中に起こっている瓶が、多少なりともございますが、ワインの品質に問題は無いことは、フィリップ・パカレ氏本人が認めています。このような理由で、このワインに関しては、液漏れを理由とする返品・交換は致しかねます。その点ご理解頂いた上で、お買い求め下さい。 |
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